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社長並みの能力を持った従業員集団を作る

 

少ないスタッフで仕事をこなさなければいけないというのが日本の大多数の会社だと思います。

 

「少数精鋭」は本当に魅力的な言葉です。

 

ただ現実はなかなかそうはいきませんね。

 

 

起業規模にかかわらず、一番の望みは「全員社長脳」みたいな組織ではないでしょうか?

 

経営者の感覚を一人一人が守ってくれたら、随分とスピーディーに動きそうです。

 

 

社長と社員のこの違いは何によって生まれるのでしょう?

社員はなぜ社長脳が持てないのでしょう。

 

 

 

社員は、仕事ができなくても給料がもらえるからでしょうか。

 

経営の苦労を知らないからなのでしょうか。

 

給料や職場環境などの待遇の良し悪しだけに関心を寄せているのでしょうか。

 

そもそも仕事は生活のためだけに嫌々やっているのでしょうか。

 

 

 

まぁ、どれもそこそこ当てはまりそうですね(笑)

 

 

しかし私が感じるのは、社員やスタッフが仕事に対してずっと求めているものがあります。

それは「やりがい」です。

 

 

当然と言えば当然ですがw

 

そういうものを今の仕事に求めることはただの理想だ・・という人も多いのではないでしょうか。

悲しいことです。

 

 

 

これは根深いものがあります。

自分が楽しいと思うことを思いきりやる・・・そういう経験があまりできない日本の教育環境にも原因があるかもしれません。

 

 

 

日本の現状の難しい点は、元々の日本人気質と、真逆の欧米気質が鬩ぎ合っている点ではないかと思います。

 

 

元々は、「みんなで協力しあってやっていこう」という感覚が強いはずです。

これが良く出れば、強い団結力になりますが、悪く出れば個人的なストレスの吐口がないということに。

 

 

欧米では、こと仕事に関しては個人プレー重視だと思うので、キャリアアップこそが正しい仕事の姿勢でしょう。

当然団結という意識は薄まるので、「終身雇用」みたいな発想はそもそも生まれません。

 

 

 

日本はこの両方の価値観の間にある気がします。

学校では、画一的な授業スタイルを貫きつつ、教える内容は「個性重視」。

矛盾してますねw

 

 

 

働く人もどちらの価値観が強いかで、どんな仕事に「やりがい」を感じるかは違うでしょう。

 

 

 

しかし、どちらの感覚に人にも「やらざるを得ない」という環境になれば、「経営者脳」は触発されるはずです。

 

つまり「責任を持たせる」ですね。

 

 

「これに関しては全てあなたに一任します」

と、社長が言い切ってしまえるかどうか・・・

 

全スタッフが何かしらを「一任された人」であれば、その組織はミニ社長の団体になります。

 

 

なかなか緊張感ありますね〜。

 

 

あ、経理だけは複数人&社長でしっかり管理できる体制にしてください!

最近汚職が多いですからね。

 

 

 

特に、教育係に任命された人は成長も早いと思います。

何事も人に教えることは1番の勉強法です。

 

 

少数スタッフで切り盛りしている会社は、

「誰が何に責任を持つか」

また、

「責任を持つとは、具体的にどういう事なのか」

という話し合いを一度されてはいかがでしょうか?

 

 

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2020.10.28

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